個人を尊重した尊厳あるケア ご自宅での生活が継続できるように自らの出来ることを生活の中に生かします。利用者さまの自信ややる気が回復し、活き活きとした生活につながります。職員が利用者さまに寄り添いながらケアを行います。 「なるべく自分で動きたい、動き出しの視点」を大切に 聖ルカ苑では、ご利用者様がお持ちの力を信じ、その方の生活能力を大切にするケアを実践します。そのために、ご利用者様の「小さな動き出しに気づく目と手をもつこと」「小さな動き出しを引き出すコミュニケーションを行うこと」に取り組み、ご利用者様が小さな達成感や成功体験を積み重ねることで、自立心を取り戻して頂けることを目指しています。 ユニットケア ユニットケアでは、従来の大規模な集団生活ではなく、小さな生活単位で過ごしていただくことで、ご利用者様一人ひとりのお気持ちや願いに寄り添い、きめ細やかなサポートが提供できます。そして、なじみの関係を大切にし、ご利用者様とスタッフとの信頼関係が深まることで、より安心して暮らせる環境づくりが行えることも大きな特徴です。個人の尊厳を重視したケアを目指しています。 ご家族様との絆を大切に 100歳を迎えられたご利用者様に、「これまでの人生で一番大切なものを書道として形に残してみませんか?」とお伺いしたところ、「家族」「感謝」とお書きになりました。その文字に深い愛情を感じました。この大切な作品をご家族様にお届けしたところ、家族の絆がさらに深まる素晴らしい時間が生まれました。つなぎ役としてご家族の絆が一層強まるお手伝いができることが私たちの大きな喜びです。 地域へ出向き、地域と繋がる 外出先での活動や地域の方々との交流は、心地良い刺激や楽しみとなり、心に彩りを添える時間を過ごすことができます。地域のイベントや四季折々の自然とのふれあい、ショッピング等にてご利用者様が地域社会とのつながりを感じながら、充実した生活を送れるよう、地域との交流の機会を大切にしていきます。